就職活動

「就活ってまだ先」はもう古い?
〜工学部院生の僕が感じた“超早期化”する就活のリアル〜
こんにちは、担任助手の坂本です。
5月も終わりに近づき、日中は夏の気配を感じる日も増えてきました。新しい環境に少しずつ慣れ始め、それぞれの日常が動き出している頃ではないでしょうか。
今回は、私自身の経験をもとに「就活」について書いてみようと思います。

高校生のみなさんの中には、
「就活って大学4年生でやるものじゃないの?」
「まだまだ先の話でしょ?」
と思っている人も多いかもしれません。

でも実は、今の就活はみなさんが想像しているよりも、かなり早い段階から始まっています。

今回は、現在の就活事情や、実際に自分が経験して感じたことについて、できるだけリアルに書いていきたいと思います。
就活は“大学4年生から”ではなくなっている
最近の就活は、年々早期化しています。

例えば学部生の場合、大学3年生の5月頃からインターンシップの情報を集め始める人が増えています。また院生の場合は、修士1年の春から動き始めることも珍しくありません。

特に最近は、企業側も『早い段階から優秀な学生と接点を持ちたい』という流れが強く、夏のインターンがそのまま早期選考につながるケースも増えています。

実際、秋〜冬には早期選考が始まり、11〜12月頃には内定を持っている学生もいます。そして大学4年生・修士2年生になる頃には、多くの学生が就活を終えています。

昔は『大学4年生になってから本格的に始める』というイメージが強かったかもしれませんが、今は“情報収集を早く始めた人ほど有利になりやすい時代”になっていると感じます。
就活を通して感じた『選択肢の広さ』
私は工学部の化学系専攻ですが、就活をしていて驚いたことがあります。

それは、『専攻=将来の仕事』ではないということです。

もちろん、大学で学んだ専門知識をそのまま活かす仕事に進む人もいます。しかし実際には、化学系専攻の学生でも、
・食品メーカー
・インフラ業界
・鉄道
・エネルギー
・IT・デジタル
・コンサル
など、本当にさまざまな業界へ進んでいます。

最初は『化学専攻だから化学メーカーしか無理なのかな』と思っていました。しかし説明会やインターンに参加していく中で、“自分の強みや興味を活かせる場所は、思っている以上に多い”ということに気づきました。

つまり、大学の専攻に縛られすぎる必要はなく、自分で興味を持って調べ、実際に行動することで、将来の可能性は大きく広がるということです。
対面だからこそ見える“働くリアル”
企業説明会、インターンシップ、面接など、就活では実際に現地へ行く機会も多くあります。最近はオンライン面接も増えていますが、現地に行くことで得られる情報はやはり大きいと感じました。

例えば、
・会社の雰囲気
・社員さん同士の会話
・働いている人の表情
・街の空気感
など、実際にその場へ行かないと分からない部分がたくさんあります。

また、就活を通して『社会には本当に多くの仕事がある』ことも実感しました。普段生活しているだけでは気づかないような企業や技術が、社会を支えていることを知ることができました。
高校生のうちにできること
ここまで読むと、
『就活って大変そう…』
と思った人もいるかもしれません。

でも、高校生のうちから焦って就活対策をする必要はありません。

ただ、今のうちから少しだけでも、
・自分は何に興味があるのか
・どんな仕事があるのか
・どんなことが好きなのか
を考えてみるだけでも、将来の見え方はかなり変わります。

例えば、
・部活でチームをまとめるのが好き
・理科の実験が好き
・人と話すことが好き
・ものづくりが好き
など、今みなさんが夢中になっていることが、将来の仕事につながることもあります。

また、ニュースを見たり、大学について調べたりするだけでも、社会への見え方は変わります。『なんとなく進学する』よりも、『将来こんなことをしてみたい』という視点を少し持つだけで、大学選びや勉強への向き合い方も変わってくると思います。
最後に
就活は、単なる『会社探し』ではありません。

『自分はどんな人生を送りたいのか』
『どんな環境で働きたいのか』
を考える時間でもあります。

私自身も、就活を始める前は不安だらけでした。でも実際にさまざまな企業や人と出会う中で、自分の視野が大きく広がったと感じています。

高校生のみなさんも、今はまだ将来がはっきり決まっていなくても大丈夫です。まずは少しずつ、社会や仕事について知っていくことが、未来の選択肢につながると思います。

この記事が、みなさんが将来について考えるきっかけになればうれしいです。