同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?
同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのだろうか。
そう思ったことはないですか?
特に東進というコンテンツを利用していると、そういうことばかり出くわしますよね。
それには明確な理由があります。
学び方にはタイプがあって
①学んでいるように見えるが、学ぼうと思っていない人(特徴:板書だけは人一倍素晴らしい。雑談などは聞くスイッチが入る)
②授業だけでしか学ばない人(特徴:両立という言葉を用いて、勉強と部活、東進と学校などを分けて考えがち。気合や根性が好き)
③寝ているとき以外、日常全てが学びになっている人(特徴:机上の勉強以外の方が学びの割合が大きく、それを机上の勉強へと応用させている)
③の人には①や②は一生勝てません。
じゃあ、③の人とそれ以外の人では何が違うのか。
それは、脳のOSのバージョンが違うようです。
小学校内容までに対応できるOSを搭載した生徒は中学時代フリーズします。
中学内容までのOSの生徒は高校時代フリーズします。
OSのバージョンアップは年齢が上がるにしたがって徐々に行われます。
でもマイナーチェンジを繰り返すだけの子もいれば、フルモデルチェンジを繰り返す子もいます。
ではOSのバージョンアップは出来ないのか?
出来るんですよね。
OSって要は「考える力」のことです。
「考える力=読解力」だそうです。
つまり読解力を高めることがOSをバージョンアップさせるということだったんですね。
字面だけを追う(考えていない)と意味を理解している(考えている)、これって共通テストにおいて生死を分ける問題ですよね。
目の前の生徒がどっちなのかをある程度見分ける方法があります。
「I don't like Ken,because he is always late for school. を訳しなさい」
字面だけを追う⇒私はケンが好きではありません。なぜなら、彼はいつも学校に遅刻するからです。と訳して次へ進む。
意味を理解する⇒訳した上で、それくらいでなんで嫌いになるんだよ、と心の中でつっこむ。
読解力がある子は、そういった思考活動を起きている間、ずっと行います。③の生徒ですね。
じゃあ本題です。
OSをバージョンアップさせる10のマジックワードをざっと紹介します。
①なぜだろう?「原因分析力」
②どう思う?「自己表現力」
③どうしたらいい?「問題解決力」
④要するに?「抽象化思考力」
⑤たとえば、どういうこと?「具体化思考力」
⑥楽しむには?「積極思考力」(楽しんで実行するためにはどうしたらいい?という意図)
⑦何のため?「目的意識力」
⑧そもそも、どういうこと?「原点回帰力」
⑨もし~なら、どうする?(どうなる?)「仮説構築力」
⑩本当にそうだろうか?「問題意識力」
もし大学受験に必要なソフトをインストールできずに困っているなら、 上記10のフレーズを使用し、「考える」という行為をしてみましょう。10個無理に使う必要は全くないそうです。2つ、3つからやってみませんか。